まぁ実際に涙は無かったのですが。
1歳8ヶ月にもなった我が子ですが、まだまだ新生児期同様の授乳回数だったのですが、色々と事情とか状況が重なって(母たる私の体力が限界だったのとか、授乳の度に歯のはえそろった状態で噛まれて痛いとか…。)、連休中に断乳しました。ちなみに始めたのは9/20。
頻回授乳から一気に止めるとなると子も母も心身ともに辛いため、一人でも多くの協力者が必要となる訳です。
そのため祭日と祭日にはさまれるとその日もお休みというオセロみたいな冗談のようなルールのおかげで今年偶然発生した「シルバーウィーク」を利用しました。(ちなみに次のシルバーウィークは5年とか6年後らしいですね)
自然に子供から止めてくれる卒乳と違って親から止める断乳は準備とか段取りとかが色々必要になる訳で、そこは何度もおっぱい外来でお世話になってる助産師さんと打ち合わせをしました。
その時に、主な流れを説明する資料(A4サイズ1枚位)も用意されててすばらしいというか、みんな苦労してるというのがわかるというか。一緒に失敗例とか、おもしろエピソードとかも聞けて不謹慎ではあるけれど楽しかった。
ちなみに当日までは毎日断乳の話をし他方が良いとの事で、我が家では話をしつつカレンダーに×をつけて言い聞かせてました。
さて、主な流れなのですが、
- 朝起きるまではいつもと同じように授乳
- 朝しっかり目覚めたら最後のおっぱいを飲ませませる。
- 授乳が終ったら朝食の準備をする。そして(子供に見られないように)おっぱいに絵を描く(へのへのさんが良いらしい)
- 次におっぱいをほしがったとき、または朝食の前に話しかけながら絵を見せる。←ここで人によっては感動のシーンになるそうです。ビデオに撮っておくと良いとの事で我が家も準備しました。
- その日は何度も絵を見に来るので消さないつもりで見せてあげる。
と言うのが代表的な流れだそうで。私もその流れにそいました。
ちなみに「へのへのさん」とは「へのへのもへじ」の「へのへの」の部分をおっぱいに油性のマッキーで書くのです。難しかった。そして、おっぱいの乳首と乳りんの部分も勿論油性のマッキーで塗りつぶします。さすがにその様は異様なので、大概のお子さんは見ただけで引くそうなのでです。が、家の息子は食いついてました(変な味がするらしくすぐ離してましたが)
そして、人によっては感動のシーンになる筈の4は特に何のリアクションもなく、最後のおっぱいのタイミングですが、時間が「シンケンジャー」のオープニングと重なったため、ちょっと吸ったら、テレビに夢中になってました。正直寂しい気持ちの母でした。ちなみ横でビデオを撮っていた夫は笑ってました。
最後の授乳でそんなに吸ってくれなかったため、おっぱいは予定より早くはってしまい、母はツライ(痛くて抱っこは絶対に無理です)し、子はマッキーで塗られた胸を抵抗なく吸おうとするし。
その度に「へのへのさんが来たらバイバイって言ったよねー」と言い聞かせました。そうすると理解はしてるのか、バイバイをしてあきらめてはいました。ここをビデオに撮れば良かったのかと今にしてみれば思う所。
搾乳予定も1日早まりました。
連休明けの木曜日は正直危うかったものの、それを乗り切った金曜日はおっぱい外来だったので、回避方等々を伝授してもらいつつ、おっぱいを掃除してもらいました。そのとき「私のおっぱいはシンケンジャーに負けました」と言ったら笑われました。
現在は息子に関しては数日に1回のぞこうとするくらいで、何の問題もありません。
ただ最近はその分抱っこ要求が強くなってきました。13キロある我が子を抱え続けるのはこれはこれでツライのですが、おっぱいの色々な痛みから解放されたのは正直有り難い所。これで夜泣きが無くなってくれればねぇ…。